間違いだらけの『ストキャスティクス』トレード手法◆逆転の発想【ストキャスティクス・ポップ】で相場の勢いに乗ろう!
最終更新日 2016年4月25日 : 【特許技術】プライスアクションJAPAN by kumahige
間違いだらけの『ストキャスティクス』手法
◆【ストキャスティクス・ポップ】で相場の勢いに乗れ!
前回は、
1)間違いだらけの『MACD』トレード手法と
2)【実践編】『MACD』トレード手法修正版
について2回にわたり解説してきた。
非常に大きな反応があったので、
このシリーズを更に公開していくことにする。
今回は、
「間違いだらけの「ストキャスティクス』トレード手法」
についてである。
一般的な『ストキャスティクス』のトレード手法
ご存知、ストキャスティクスは、逆張りの代名詞ともいえるインディケーターで、
利用されている方も多いはず。
一般的には、ダマシの多いファストではなく、
スロー・ストキャスティクスを用いることが多い。
インジケーターの使い方としては、
20%・80%での「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」から
反転したところを逆張りで売買するのが一般的である。
直近の相場で、このパターンで売買すると、
以下のようなエントリーポイントとなる。
この逆張りのトレードを見て、
あなたはどう感じるだろうか?
重要なトレンドに全く乗れない、
もどかしさを感じるのではないだろうか・・・
相場心理に素直にトレードすること重要
わたしは、常々、
「相場心理に素直にトレードすること重要である」
と随所で語ってきた。
そもそも、相場を動かす参加者の心理に
「多くの人が買っている、だから自分は売ろう」
「多くの人が売っている、だから自分は買おう」
という感情を持つ人は少ないのではないか。
「多くの人が買っている、自分も買おう」
「多くの人が売っている、自分も売ろう」
という相場の大勢に慌てて参加しようとするのが、
本来の自然な心理状態である。
したがって、ここから考えられるのは、
何度も書いているが、
わたしの信条として、以下を常に考えている。
「買われ過ぎは⇒更に買われる」
「売られ過ぎは⇒更に売られる」
「売られ過ぎは⇒更に売られる」
これを考えることで、
相場のモメンタム(勢い)に上手に乗れる機会が増えるのだ。
逆転の発想!『ストキャスティクス・ポップ』
ここで、オシレーターのストキャスティクスを
逆転の発想で、トレンドフォローとして利用できる手法があることをご紹介する。
『ストキャスティクス・ポップ』という手法である。
このトレード手法は、ラリー・ウィリアムズ氏とも親交のある
ジェィク・バーンスタイン氏のセミナーで教わった方法である。
具体的には、以下のロジックである。
ストキャスティクスが
80%を超えた⇒ロング 80%を割った⇒エグジット
20%を割った⇒ショート 20%を超えた⇒エグジット
80%を超えた⇒ロング 80%を割った⇒エグジット
20%を割った⇒ショート 20%を超えた⇒エグジット
わたし自身は、エグジットの方法は、
独自のルールに変更しているが、
エントリーの売買ロジックは非常に使える。
※別の機会に、高確度なエグジット手法の記事を記載予定です。
ちなみに、「ボリンジャーバンド」は、
「ストキャスティクス」と考え方は同じである。
実際に開発者のジョン・ボリンジャー氏も
ストキャスティクスを基に考えた指標であると語っている。
実は、このストキャスティクス・ポップは、
ボリンジャーバンドのボラティリティブレイクアウトのテクニックに非常に類似しているのである。
では、実際にストキャスティクス・ポップで直近の相場でのエントリーとエグジットをみていこう!
▲今回の上昇トレンドの一番おいしいところを、
大きく獲れているのがわかるだろう。
相場では、逆張りで小さな利益を上げて大きく負ける
俗にいう「コツコツ、ドッカーン」より
勝率が下がっても、損益比の良いトレンドフォローで大きく利益を上げたほうが生き残れる可能性は高い。
あなたも是非、相場の心理を考え、
シンプルにモメンタムに乗ってみたらどうだろうか。
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