新・MT4の大幅な変更で、特に気をつけなければならないこと
最終更新日 2014年4月24日 : 【特許技術】プライスアクションJAPAN by kumahige
MT4がバージョンアップにともない、大きな変更がなされています。バージョンアップが自動的におこなわれたトレーダーの方は、
再起動した新・MT4に驚かれたことと思います。
以下が今回バージョンアップされた「Build 610」になります。
今回のバージョンアップ後の大きな変更点で、
特に利用者が気をつけなければならない2つのポイントがあります。
1つ目は、プログラミングを行う際に、従来のmql4のランゲージで、
そのままでは、稼働しないものがでてきていることです。
特徴としては、mql5ランゲージに近づけたものとなっているようです。
今後のMT5への以降を考えての段階であると考えられます。
これにともない、デコンパイルした、不正なインディケーターは動作しない場合や、
プログラミングの記述の間違いに対して、厳しくなっている感があります。
これらは、今後のプログラミング著作権の対策とても良いことだと思います。
特に気に入ったのは、メタ・エディターが大幅にグレードアップし、
使いやすくなっていま。
自分で作成した変数なども、3文字を入れると、候補が出てきたり、
「()」についてもペアでどの部分が対であるか表示してくれ、
プログラミングが効率よくできるようになっています。
いくつかのインディケーターをプログラミングしてみましたが、
慣れれば、非常に使い勝手の良いものであると期待いたしております。
2つ目は、インディケーターやEAの配置場所が変わった点です。
これらのファイルは以前は簡単に見つかりましたが、
今回の6以降は、ファイル自体を直接、見つけるのが難しいです。
最も簡単な方法を記載いたしておきますので、
参考にしてみてください。
上の画像のように、「ファイル」⇒「データフォルダを開く」をクリック
「MQL4」をダブルクリック
「Indicators」にインディケーターファイル(.mq4 または .ex4)を
「Experts」にEAファイル(.mq4 または .ex4)を入れます。
ちなみに「template」は一つ上の階層にありますので、
その中に.tplファイルを入れてください。
その後は、再起動することで、それぞれのファイルがMT4で利用可能です。