プライスアクション・トレード教室:ロウソク足を診る『2つの一歩進んだ考え方のコツ』を伝授(Vol.010)
最終更新日 2014年8月13日 : 【特許技術】プライスアクションJAPAN by kumahige
くまひげ先生のプライスアクション教室:
ロウソク足を診る『2つの一歩進んだ考え方のコツ』を伝授(Vol.010)
ロウソク足を診る『一歩進んだ考え方のコツ』とは・・・
今回は、言葉で、ロウソク足を見る上で前提となる
とても重要なことを、あなたにお伝えしておきたい。
次回以降では、実際のロウソク足も含めながら解説していく。
ロウソク足をトレードに活かすには、
次の2つの特性を把握しているかが重要である。
ロウソク足1本毎に読む技術には、
通常のインディケーターとは異なるコツや考え方が必要になる。
まずは、一つ目から。
くまひげ流・ロウソク足を診るコツ1
下がりにくい状況 ⇒ Long方向
上がりにくい状況 ⇒ Short方向
上がりやすい状況 ⇒ Long方向
下がりやすい状況 ⇒ Short方向
と考えられた方も多いのではないだろうか?
これが、普通のロウソク足の見方である。
しかし、ここに、私の考える重要なコツがある。
実は、ロウソク足の見方は、一般的な見方と逆方向から見たほうが、
見えてくるものが多く、視野が広がり、俯瞰してみることができるのだ。
何が言いたいかというと普通のトレーダーのように、
上がりやすい状態であるからロング方向を考えるのではなく、
下がりにくいからロング方向を考えるということが我流のコツである。
つまり、サポートとしてそのロウソク足を考えるということである。
逆も然りで、下がりやすい状態であるからショート方向を考えるのではなく、
上がりにくいからショート方向を考えるということである。
これは、レジスタンスとしてそのロウソク足を考えるということである。
2つめに高確率にパターンを認識するための法則を記載しておく。
くまひげ流・ロウソク足を診るコツ2
高確率ロウソク足パターン⇒ 2つの基準を必要とする
1)ヒゲと実体の関係とパターン
2)そのパターンが出現する前のトレンドや背景
1)のみを重要視しがちであるが、
「以前のトレンドや背景」によってロウソク足の意味が変わったり、
意味を成さないものもあるということである。
この点についても多くの解説書にはない点であるので、
あなたのトレードで有効に使うことができたなら、幸いである。
私も、早いもので、相場を始めてから30年になる。
そろそろ、今まで学んできたものを少しづつ出していくことで、
世の中の相場を目指す方々に貢献できればと考えている。
そのために、この「プライスアクションJAPAN」を始めることにした。
現在公開している、独自の考え方の『プライス・ストラクチャー™』は、
プライスアクションのひとつの技術を最もシンプルにしたもので、
多くのトレーダーの方々に知っておいていただきたい
ベーシックな短期のトレンドフォロー手法である。
※出版予定の原稿の一部であるため、著者の許可無く、転載を禁じます。